和 名
サバ 鯖
サバ科
別 名
マサバ、ヒラサバ、ホンサバ、サバゴ、ソコサバ
英 名
chub mackerel

イワシと並び古くから食されてきた大衆魚で、春から夏の産卵後、冬に備え猛烈に餌を食べ脂が乗った秋サバや寒サバ美味しく、背中の黒い模様が特徴です。「サバの生き腐れ」と言われるほど鮮度落ちが早く食中毒の原因にもなりやすいので注意を必要としますが、関サバは地付きのサバで、身の締まりが良く生食に適しています。最近、ノルウェー産の輸入物が増えていますが、腹部が虹色に輝き体中に粘液が付いているのが鮮度が高く、塩焼きや味噌煮の他、しめサバやサバ寿司が有名です。また、京都の葵祭りでサバ寿司を食べる習慣は、光り輝く体が太陽を象徴するとして信仰の対象になっていた頃の名残りと言われています。