和 名
カキ 牡蠣
イタボガキ科
別 名
マガキ、夏ガキ
英 名
oyster

旨味が濃く優れた栄養価で[海のミルク]と呼ばれ、とろけるような柔らかな食感は世界中で好まれています。養殖も古くはローマ時代にナボリで始まり、国内では300年前に広島で始まったと記録されています。イギリス/ケント方面 のカキも良質で、よく締った殻の口を例え[カキのように無口な]、[口が固い]と寡黙の象徴としても例えられたりしています。産卵期の春〜秋は味が落ち、食中毒も起きやすいので欧米でも英語に[Rのつかない月には食べるな]と警戒されています。身に張りがあり艶と弾力に富み、白い部分と黒いひもの部分が際立っているものが新鮮で、 火を通しすぎると身が締まっておいしくなくなるので中火で静かに温めるのがコツです。生食の他、牡蠣飯やフライ、酢がきや焼物などにします。