和 名
ハマグリ 蛤
マルスダレガイ科
別 名
ジハマ
英 名
hard clam

アサリやシジミ同様、縄文時代の貝塚から出土し、対の殻以外は合わない事から夫婦和合の象徴として例えられたり、女性に欠かせない栄養が豊富な事から結婚や桃の節句などの祝いの席にと古くから食用文化の歴史が深いハマグリ。三重/桑名産(内湾性)や茨木/鹿島灘(外洋性)が有名ですが、水質汚染や環境の変化で激減し、中国や台湾産の輸入物や養殖が主流になっています。殻をぶつけると金属的な音がし透明感のある身が新鮮で、濃厚で滑らかな口当たりは焼物から酒蒸し、小振りのものはすまし汁や潮汁、しぐれ煮や炊込みごはんなど利用度も高く、殻は高級碁石の白い玉 にも使われています。